マークスマンライフル/SCAR-H のバックアップソース(No.2)
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*銃器紹介 [#info]

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2003年、FN社がFNCをベースに、SOCOM(United States Special Operations COMmand、アメリカ特殊作戦軍)向けに開発した次世代アサルトライフルが、FN SCAR(FN Special operations forces Combat Assault Rifle)である。
5.56mmNATO弾を使用するSCAR-L(Light)と、より大型の7.62x51mm NATO弾を使用するSCAR-H(Heavy)の2つが存在し、銃身長等の細かなバリエーション差も存在する。
どのモデルでも、ベース銃のFNCとはごく一部のパーツが共用ではあるが、内部の機構は大きく異なっている。

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まず2005年にSOCOMが試験目的で導入、2009年に第75レンジャー連隊等にSCAR-LやFN40GL(グレネードランチャー)のセットが配備され、2010年にはSOCOMがこれらの正式配備を決定した。
SCAR-H、FN40GLはそれぞれ"Mk.17"、"Mk.13"として制式採用され、グリーンベレー、デルタフォース、第75レンジャー連隊、SEALs、MARSOC等のSOCOM隷下の運用部隊で使用されている。
SCAR-Lは"Mk.16"として制式採用、一時はアメリカの次期制式アサルトライフルの有力候補とみなされていたが、軍事費削減の煽り等もあってM16、M4の置き換えには至らず、後に配備は打ち切られた。
SOCOMからも「SOCOMの限られた資金を費やすに足るほどM4に優る性能上の利点がMk.16には無い」との意見が出され、Mk.17を5.56mm化するコンバージョンキットを少数使用するに留まっている。
2012年にはSCAR-Lをベースにアイアンサイトの折りたたみ化等の改良を行ったモデル「FNAC(FN Advanced Carbine)」が発表されたが、このモデルも米軍部隊への配備は行われず、後に開発も打ち切られた。

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両モデルは弾種が違うだけでパーツはほとんど共通しているため、整備も非常に容易である。
2007年にH&K社のXM8やHK416、既存のM4と共にトライアルが実施された際にも、XM8に次ぐ成果を出している。
銃身やストックを変更する事で分隊支援火器や狙撃銃にもなり、次世代の6.8×43mm弾にも簡易な改造で対応できるようになっている。
*コメント [#comment]
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